ペーター・ダム

シューマン/4つのホルンのための協奏曲(1961)
CD(ベルリン・クラシックス 0320 016)

シューマン/交響曲全集、管弦楽作品集
1.交響曲第1番変ロ長調Op38「春」
2.交響曲第2番ハ長調Op61
3.交響曲第3番変ホ長調Op97「ライン」
4.交響曲第4番ニ短調Op120
5.序曲、スケルツォとフィナーレOp52
6.歌劇「ゲノヴェーヴァ」序曲Op81
7.4つのホルンのための協奏曲Op86
8.劇音楽「マンフレッド」序曲Op115

  ペーター・ダム(ホルン)(7)
  ヘルマン・マルケル(ホルン)(7)
  ウェルナー・ピルツ(ホルン)(7)
  ゲオルグ・ベーネル(ホルン)(7)
  フランツ・コンヴチュニー指揮
   ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
   録音 1960年8月(1、3、5&8)
       1961年8月26&30日(2&6)
       1961年8月24&25日(4&7)

 これはコンヴチュニーのシューマン/交響曲全集に待望の4つのホルンのための協奏曲がカップリングされたうれしい3枚組でした。
協奏曲はおそらく初めてのステレオ録音です。同じ頃にバルボトゥーらも録音していました。演奏は遅めのテンポですが見事なアンサンブルです。4人のホルン奏者が一糸乱れぬ演奏をしています。LP時代にドイツのカタログには載っていましたが、交響曲以外は日本では発売されなかったように思います。
 4曲の交響曲はいずれも名演といわれた演奏です。ゲヴァントハウスの重厚な響きが聞かれます。「ライン」は私もLPで好んで聞いていました。


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