デニス・ブレイン
R・シュトラウス/ホルン協奏曲第1番変ホ長調(1947) |
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CD(TESTAMENT SBT1009)
1.R・シュトラウス/ホルン協奏曲第1番変ホ長調
2. 〃 /オーボエ協奏曲ニ長調
3.ウェーバー/ファゴット協奏曲ヘ長調
デニス・ブレイン(ホルン)(1)
レオン・グーセンス(オーボエ)(2)
ギディオン・ブルーク(ファゴット)(3)
アルチェオ・ガリエラ指揮
フィルハーモニア管弦楽団(1&2)
サー・マルコム・サージェント指揮
リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団(3)
録音 1947年5月21日(1)
1947年9月15&23日(2)
1947年12月31日(3)
これはブレインによるシュトラウスのホルン協奏曲第1番で最初の録音でした。ピストンホルンを吹いたシュトラウスでブレインの完璧な演奏です。ブレインはこの録音が気に入っていたようです。戦前の録音で世界初録音でしょう。当時これほど見事なホルンを吹く演奏家はいなかったのでしょう。
シュトラウスのオーボエ協奏曲を吹くレオン・グーセンスは20世紀イギリスの代表的なオーボエ奏者でした。彼のために書かれた作品も多くその演奏はオーボエの美しい響きを聞かせてくれます。今ではオーボエの重要なレパートリーですが当時SP録音されたこの演奏は重宝されたことでしょう。
ウェーバーのファゴット協奏曲はモーツァルトのファゴット協奏曲と共に有名な作品です。ギディオン・ブルークは録音当時はリヴァプール・フィルハーモニーの首席だったようで、その後ビーチャム率いるロイヤル・フィルハーモニーに長いこと在籍していました。モーツァルトのファゴット協奏曲の録音があります。このウェーバーのファゴット協奏曲は戦前のSP録音ですが今聴いても素晴らしい演奏です。 |
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