イルジー・ハヴリーク

ホルン合奏のための作品集(2)
CD(スプラフォン COCO−9479)

 ホルン合奏のための作品集
 1.ドープラ/ホルン六重奏曲ハ長調
 2.J・フランソワ・ガレ/ホルン四重奏曲Op26
 3.ロッシーニ/狩のランデブー
 4.  〃  /夕べの狩の音楽
  チェコ・フィルハーモニー・ホルン・セクション
   ズデニェク・ティルシャル(ホルン)(1〜4)
   インドゥジヒ・ペトラーシュ(ホルン)(1〜4)
   ズデニェク・ディヴォキー(ホルン)(1〜4)
   ベトジヒ・テイルシャル(ホルン)(1〜4)
   ルドルフ・ベラーネク(ホルン)(1)
   イルジー・ハヴリーク(ホルン)(1)
  録音 1987年4月4〜6日&7月4&5日

 チェコ・フィルハーモニー・ホルン・セクションのホルン・アンサンブル・アルバムです。このアルバムともう1枚B・D・ウェーバーのホルン六重奏曲、ミェフラのホルン四重奏曲を同時に録音していました。
 ドープラの六重奏曲はこれが初録音でその後1995年にスプラフォン、1996年にはCANYONにも録音しています。この1987年の演奏は6本のホルンが解け合う素晴らしい響きがたまりません。ズデニェク・ティルシャルの高音の美しさは格別でしょう。 ガレはホルン四重奏の他にホルン三重奏曲も知られています。この四重奏曲の美しさもたまりません。フランスの作品ですがフランスの演奏家が演奏しているかのような明るい響きのホルン・アンサンブルです。
 ロッシーニの「狩のランデブー」はチェコ・フィル・ホルン・セクションで是非聴いてみたい曲です。この演奏は狩のホルンというよりもホルン・アンサンブルの楽しみという雰囲気が漂っています。これもまたいいものでしょう。「夕べの狩の音楽」のほうがむしろ狩の音楽としての雰囲気は豊かです。


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