デイヴィッド・ジョリー

モーツァルト/ホルン協奏曲第1番、第4番
CD(DGG 431 284-2)

1.ファゴット協奏曲変ロ長調K191
2.ホルン協奏曲第2番変ホ長調K417
3.ホルン協奏曲第1番二長調K412
4.ホルン協奏曲第3番変ホ長調K447
5.ホルン協奏曲第4番変ホ長調K495

  フランク・モレッリ(ファゴット)(1)
  ウィリアム・パーヴィス(ホルン)(2&4)
  デイヴィッド・ジョリー(ホルン)(3&5)
  オルフェウス室内管弦楽団
  録音 1987年3月(3&5)
      1987年12月(1、2&4)

 オルフェウス室内管弦楽団のモーツァルトでホルン協奏曲全4曲とファゴット協奏曲をまとめたものです。
 ファゴット協奏曲を吹くフランク・モレッリの演奏はやわらかで温かみのある響きで、モーツァルトの美しさを表現してくれます。
 ウィリアム・パーヴィスはホルン協奏曲第2番と第3番を吹いています。第2番はきれいなレガートで優しさあふれる演奏です。力みのない丁寧なホルンが素晴らしい。第3楽章に短いカデンツァを挿入しています。第3番はオルフェウスのきれいな伴奏にのってホルンが優雅に響きます。またところどころにアドリブが入りかなり自由に吹いているところは指揮者なしのオルフェウスらしいところで長いカデンツァも見事です。第3楽章:ロンドの軽快な演奏も見事です。
 デイヴィッド・ジョリーは第1番と第4番を吹いています。第1番はやや太めの音色でパーヴィスとは違うところがよくわかります。第2楽章は1拍目にアクセントをつけて吹くところが印象的です。第4番はオーケストラと調和の取れた丁寧なホルンがきれいで強弱のメリハリをはっきりとつけています。カデンツァはブレインのカデンツァにオリジナルを加えた長いものです。第2楽章:ロマンツェは美しい響きが流れ、第3楽章:ロンドの演奏もまた素晴らしいものです。なおデイヴィッド・ジョリーは1997年にモーツァルトのホルン協奏曲全集を録音しています。


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