メイソン・ジョ−ンズ

サン=サーンス/ホルンと管弦楽の為の演奏会用小品
CD(SONY SICC837−8)

フィラデルフィア管弦楽団の首席奏者たち
1.サラサーテ/序奏とタランテラOp43
2.クーリー/ヴィオラと管弦楽の為のアリアとダンス
3.フォーレ/チェロと管弦楽の為のエレジーOp24
4.ヴァンハル/コントラバス協奏曲
5.リスエア/トランペットと管弦楽の為の
        コンチェルティーノOp29
6.サン=サーンス/ホルンと管弦楽の為の
         演奏会用小品Op94
7.ギルマン/トロンボーンと管弦楽の為の
          交響的小品Op88
8.マルチェルロ/オーボエ協奏曲ハ短調
9.ウェーバー/ファゴットと管弦楽の為の
         アンダンテとハンガリー風ロンド
10.ドビュッシー/神聖な舞曲と世俗的な舞曲
11.クレストン/マリンバと管弦楽の為の
           コンチェルティーノより
12.ブロッホ/フルートと弦楽合奏の為の
              モーダル組曲
13.ドビュッシー/クラリネットと管弦楽の為の
             ラプソディ第1番
  アンシェル・ブラシロウ(ヴァイオリン)(1)
  カールトン・クーリー(ヴィオラ)(2)
  ローン・ムンロー(チェロ)(3)
  ロジャー・スコット(コントラバス)(4)
  ギルバート・ジョンソン(トランペット)(5)
  メイソン・ジョーンズ(ホルン)(6)
  ヘンリー・スミス(トロンボーン)(7)
  ジョン・デ・ランシー(オーボエ)(8)
  バーナード・ガーフィ−ルド(ファゴット)(9)
  マリリン・コステロ(ハープ)(10)
  チャールズ・オーウェン(マリンバ)(11)
  マレイ・パニッツ(フルート)(12)
  アンソニー・ジリオッティ(クラリネット)(13)
  ユージン・オーマンディ指揮
     フィラデルフィア管弦楽団
  録音 1961年12月4日(1〜3、6、7&13)
      1961年12月28日(10)
      1962年4月5日(4、5、9、11&12)
      1967年2月13日(8)
      
 これは1960年代に発売された「フィラデルフィア管弦楽団の首席奏者たち、アンコール第1集と第2集」というLP2枚の録音のCD化です。当時の蒼々たるメンバーによるコンチェルト集です。これだけの協奏曲をまとめて録音したレコードは後にも先にもこれだけでしょう。抜けているのはチューバだけです。
 その中にメイソン・ジョーンズが吹いたサン=サーンスのホルンと管弦楽の為の演奏会用小品がありました。これはディスコグラフィーに載っている私にとっては幻の録音でした。この曲の録音としては世界初のものでした。ゆったりとしたテンポでどっしり構えた見事な演奏です。復活を喜びたいです。
 他の演奏が素晴らしいことはいうまでもありません。サラサーテの「序奏とタランテラ」、フォーレの「エレジー」やマルチェルロのオーボエ協奏曲が素晴らしく、またウェーバーの「ハンガリー幻想曲(アンダンテとハンガリー風ロンド)」を吹くガーフィールドのうまさも特筆ものです。マリリン・コステロといえばシェーファーとのモーツァルトの録音がありますが、ドビュッシーの録音があったとは驚きでした。これがまた美しいハープです。
 またブロッホの珍しいフルート作品が聴かれます。この作品はマニア以外には知られていないでしょう。4曲からなる組曲でとても美しい曲です。最後のドビュッシー/クラリネット狂詩曲は名手ジリオッティのソロでこの曲の魅力をたっぷり堪能させてくれます。


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