メイソン・ジョ−ンズ

モーツァルト/協奏交響曲変ホ長調K297b
CD(SONY SBK67177)

モーツァルト/協奏作品集
1.協奏交響曲変ホ長調K364
2.協奏交響曲変ホ長調K297b
3.ヴァイオリンと管弦楽のためのロンド
          変ロ長調K269
 ラファエル・ドルイアン(ヴァイオリン)(1)
 エイブラハム・スカーニック(ヴィオラ)(1)
 ジョン・デ・ランシー(オーボエ)(2)
 アンソニー・ジリオッティ(クラリネット)(2)
 バーナード・ガーフィールド(ファゴット)(2)
 メイソン・ジョーンズ(ホルン)(2)
 ピンカス・ズーカーマン(ヴァイオリン)(3)
   ジョージ・セル指揮
     クリーヴランド管弦楽団員(1)
   ユージン・オーマンディ指揮
      フィラデルフィア管弦楽団(2)
  ダニエル・バレンボイム指揮
      イギリス室内管弦楽団(3)
    録音 1963年12月28日(1)
        1957年12月23日(5)
        1974年(3)

 このアルバムはセルとオーマンディのモーツァルトという贅沢な組み合わせです。ドルイアンとスカーニックによるK364はやさしいモーツァルトというよりも交響曲のように緊張感のある演奏です。
 オーマンディの協奏交響曲は1957年の録音で、管楽器の協奏曲録音の中では最も早いものでした。オーマンディの作り出すモーツァルトは暖かみがあり、ジョーンズのあまい響きのホルンやランキーのオーボエが美しいモーツァルトの音楽を作り出しています。
 ズーカーマンのロンドはきれいな演奏です。モーツァルトは20歳の時にヴァイオリン協奏曲を5曲一気に作曲しましたが、このロンドも同じ頃の作品でした。


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