デニス・ブレイン

R・シュトラウス/ホルン協奏曲第1番変ホ長調(1954)
CDR(VIBRATO VHL180)

1.R・シュトラウス/ホルン協奏曲第1番変ホ長調
2.ドヴォルザーク/交響曲第9番ホ短調Op95「新世界より」

  デニス・ブレイン(ホルン)(1)
  ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮
   NDR北ドイツ放送交響楽団(1)
   WDRケルン放送交響楽団(2)
   録音 1954年5月7日(1)
       1950年代(2)

 ブレインのシュトラウスはイッセルシュテット/北ドイツのコンサートからのライヴ録音です。ブクッレトにはケルン放送交響楽団となっていますが、北ドイツ放送との録音と同一音源です。ブレインのシュトラウス1番はガリエラとサヴァリッシュの指揮で2つのスタジオ録音がありますが、この録音はブレインの生演奏を録音したという貴重なものでした。 この演奏は2つのスタジオ盤をしのぐ演奏でしょう。録音の良さ、演奏の良さ、3楽章のクレッシェンド効果など言うことなしです。私はブレインの1番はこれが一番だと思います。
 イッセルシュテット指揮の「新世界より」は緊張感のある研ぎ澄まされた演奏です。第1楽章の提示部のスピード感は素晴らしい。音質が大変良いディスクです。


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