ヴィタリー・ブヤノフスキー

L・モーツァルト/狩のシンフォニア、他
LP(メロディア C10 16649 007)

古典派の協奏曲集
1.L・モーツァルト/狩のシンフォニア ト長調
2.ワーゲンザイル/トロンボーン協奏曲変ホ長調
3.M・ハイドン/ホルンとトロンボーンのための
           協奏曲ニ長調
 ヴィタリー・ブヤノフスキー(ホルン)(1&3)
ヴィクトル・ヴェングロフスキー(トロンボーン)(2&3)
 アンドレイ・グルホフ(ホルン)(1)
  アナトーリ・ムソロフ(ホルン)(1)
  アナトーリ・スルゾク(ホルン)(1)
   エドワルド・チヴジェル指揮
    レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
    録音 1980年

 ブヤノフスキーとレニングラード・フィルの管楽器奏者による古典派の協奏曲です。レオポルドの「狩のシンフォニア」はやや遅いテンポで演奏され、リピートのためか演奏時間が14分を超えています。第1楽章では猟銃の音がきれいに響いています。中間部ではステレオ効果をねらったのか猟銃の音が左から右に動いて遠近効果もあります。オーケストラの響きもきれいです。
 ワーゲンザイル(1715〜1777)はオーストリアの宮廷作曲家でウィーン古典派の基礎を作りました。トロンボーン協奏曲は大変きれいな作品で、モーツァルトのレクイエムで響くトロンボーンを思い出します。
 ミヒャエル・ハイドンの協奏曲はセレナードの中の「アダージョ」と「アレグロ・モルト」です。録音としてはこれが最初と思われます。ブヤノフスキーのホルンとヴェングロフスキーのトロンボーンの音色が近いのでデュオがとてもきれいに響きます。アダージョは大変遅いのでアダージョだけで13分かかっています。他の演奏と比べると別の曲のように聞こえてしまいます。ヤスパー・デ・ワールの演奏の倍の時間でした。


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