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ウィリアム・キャヴァレロ
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CD(NEW WORLD RECORDS 80503-2）
１．ベンジャミン・リース／ホルン協奏曲（１９９１）
２．バラーダ／オーボエと管弦楽のための音楽
「地球のゆりかごからの後悔」（１９９３）
３．エレン・ターフィ・ツウィリッヒ／ファゴット協奏曲
（１９９２）
ウィリアム・キャヴァレロ（ホルン）（１）
シンシア・コレド・デ・アルメイダ（オーボエ）（２）
ナンシー・ゴーレス（ファゴット）（３）
ロリン・マゼール指揮
ピッツバーグ交響楽団
録音１９９６年５月１０〜１２日
現代アメリカの作曲家による協奏曲集です。いずれもピッツバーグ交響楽団の委嘱作品や献呈作品です。
リースのホルン協奏曲は３つの楽章からなる作品でロマンティックな作品といっても良いでしょう。早いフレーズが多くアーノルドやグリエールのホルン協奏曲を思わせる難曲です。第２楽章はホルンのソロで始まり雄大なアメリカの大地を思わせます。第３楽章はティンパニとホルンの対話が面白いです。
レオナルド・バラーダのオーボエ作品は宇宙の幻想的な世界を思わせるもので、不協和音がほとんどなくて楽しめる音楽です。
ツウィリッヒは女性の作曲家でアメリカでは有名のようです。ファゴット協奏曲はナンシー・ゴーレスによって１９９３年に初演されています。録音もナンシー・ゴーレスによります。作風は調性、テンポのはっきりしたもので１９世紀の音楽を思わせます。２つの楽章からなりファゴットのきれいな音色を生かした作品です。 |
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