デイル・クレヴェンジャー

シューマン/4つのホルンのためのコンツェルトシュテュック(1977)
CD(DGG PROC−1106/8)3枚組

シューマン/交響曲全集
CD1
1.交響曲第1番変ロ長調Op38「春」
2.交響曲第4番ニ短調Op120
CD2
3.交響曲第2番ハ長調Op61
4.4つのホルンのためのコンツェルトシュテュック
CD3
5.交響曲第3番変ホ長調Op97「ライン」
6.劇音楽「マンフレッド」序曲

  デイル・クレヴェンジャー(第1ホルン)
  リチャード・オルドバーグ(第2ホルン)
  トマス・ハウェル(第3ホルン)
  ノーマン・シュヴァイカート(第4ホルン)
  ダニエル・バレンボイム指揮
   シカゴ交響楽団
   録音 1977年3月28日(1)
       1977年5月28日(2)
       1977年3月21日(3&4)
       1977年3月21&22日(5&6)

 名盤バレンボイムのシューマンです。当時グラモフォンにはカラヤンの全集があり、はたしてバレンボイムはどんな演奏家と思いましたら、大変美しい響きのシューマンでした。1番の冒頭から音づくりのうまさが出ていました。シューマンの交響曲から新たな響きを引き出した演奏として忘れられない録音です。
 さて4つのホルンのためのコンツェルトシュテュックでクレヴェンジャーらが見せた凄腕の演奏は素晴らしいものでした。またシカゴの響きもきれいです。この難曲をすらすらと見事に演奏しています。まだこの作品の録音が少なかった時期の際立つ演奏でした。


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