ジョン・セルミナーロ

叫びたくなるようなホルン超難曲集

CD(CRYSTAL RECORDS CD679)

 叫びたくなるようなホルン超難曲集
1.シューマン/アダージョとアレグロ
2.クラフト/イヴニング・ヴォランタリーズ
3.ハイドン/3声のディヴェルティメント
4.スタイガー/ヘクサデカスロン
        「たった今殺された騎士」
5.ラザロフ/無伴奏ホルンの為の「イントラーダ」

  ジョン・セルミナーロ(ホルン)(1、2、4、5)
  シャーロット・セルミナーロ(ホルン)(3)
  ジタ・カルノ(ピアノ)(1)
  マリア・ラリオノフ(ヴァイオリン)(3)
  トビー・サクス(チェロ)(3)
  スティーヴン・モスコ指揮
     カリフォルニア・E・A・R・ユニット(4)
     録音 1981年(2)
         1984年(1、4)
         1997年(3、5)

 このCDはまさに超難曲が揃っています。夫人のシャーロットが吹いてるハイドンもかなりの難曲ですが、ジョンの委嘱作品クラフトとスタイガーの2曲はとんでもない曲です。あらゆるテクニックと奏法を駆使して演奏しなければならず、聴いているだけでも驚きました。クラフトのイヴニング・ヴォランタリーズで出す超高音はホルンの音域を越えています。
 スタイガーの「ヘクサデカスロン」はホルンと室内アンサンブルのための作品で現代的な響きでが、不協和音はほとんどなく3つの楽章から鳴るホルン協奏曲です。24分ほどの大曲です。ゲシュトップや重音奏法が使われています。セルミナーロという人はとんでもないホルン吹きだという印象を受けました。
 ラザロフの無伴奏ホルンの為の「イントラーダ」は低音から超高音まで使う超難曲といってよいでしょう。セルミナーロの美しいホルンの響きはうっとりさせられます。


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