オリヴィエ・ダルベレイ

モーツァルト/ディヴェルティメント第2番ニ長調、他
CD(SONY 88725457222)

ディヴェルティメント集
1.モーツァルト/ディヴェルティメント
             第2番ニ長調K131
2.クライン/ディヴェルティメント
            〜管楽八重奏のための
3.バルトーク/弦楽のためのディヴェルティメント

 イザベル・シュネラー(フルート)(1)
 オリヴィエ・ダルベレイ(ナチュラルホルン)(1)
 マーク・ゲブハート(ナチュラルホルン)(1)
 アントニオ・ラガレス(ナチュラルホルン)(1)
 ホルヘ・フエンテス(ナチュラルホルン)(1)
 オリヴィエ・ダルベレイ(ホルン)(2)
 トーマス・ガラール(ホルン)(2)
 マシアス・アルター(オーボエ)(1&2)
 エドムンド・ワースフォールド(オーボエ)(2)
 マルクス・ニーデルハウザー(クラリネット)(2)
 グィド・シュテアー(クラリネット)(2)
 マシアス・ビュールマン(ファゴット)(1&2)
 クラウディオ・マッティア・セヴェリ(ファゴット)(2)
 バーゼル室内管弦楽団
 録音 2011年9月28&29日(1)
     2011年9月6日(2)
     2011年10月3&4日(3)

 スイスのバーゼル室内管弦楽団によるディヴェルティメント集です。
 モーツァルトのディヴェルティメント第2番ニ長調は6つの楽章で構成されています。編成は大きくフルート、オーボエ、ファゴットと4本のホルンが使われています。ここではナチュラルホルンが使われていますので、18世紀モーツァルト時代の音楽の響きを楽しめます。第3楽章と第5楽章のメヌエットでは4本のホルンが大活躍します。中でも第5楽章は冒頭から4本のホルンが素晴らしいアンサンブルを聞かせてくれます。第6楽章は冒頭のアダージョからホルンの素晴らしい響きが流れます。アレグロにはホルン・ソロもありますので、このディヴェルティメントはホルン・ファンにはたまらない作品です。
 ギデオン・クライン(1919〜1945)はチェコ生まれのユダヤ系作曲家でした。不遇な扱いをうけてナチスに収容所に入れられていました。この作品は1940年頃に作曲されたものです。生き生きとした音楽です。この作曲家は25歳で亡くなっていますので作品は少ないですが、見直されて演奏がされるようになりました。
 ベーラ・バルトーク(1881〜1945)の「弦楽のためのディヴェルティメント」はスイスのパウル・ザッヒャーの委嘱で旧バーゼル室内管弦楽団によって初演された名曲です。3つの楽章で構成されています。第1楽章「アレグロ・ノン・トロッポ」、第2楽章「モルト・アダージョ」、第3楽章「アレグロ・アッサイ」となっており、勢いのある第1楽章に続く、悲劇的な響きのある第2楽章が印象的です。なお演奏するバーゼル室内管弦楽団は1984年に創設された団体でザッヒャーのオーケストラとは関係ないのですが、その音楽作りの姿勢は変わりません。


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