ジルベール・クルシエ

ベートーヴェン/七重奏曲変ホ長調(1948)
CD(GOODIES 78CDR−3263)

 ベートーヴェン/七重奏曲変ホ長調Op20
 パリ・プロ・ムジカ室内グループ
  ユリス・ドレクリューズ(クラリネット)
  ジルベール・クルシエ(ホルン)
  J・ルーシェ(ファゴット)
  アンリ・メルケル(ヴァイオリン)
  P・ラドユイ(ヴィオラ)
  アンドレ・ナヴァラ(チェロ)
  H・モロー(コントラバス)
    録音 1948年4月15日

 フランスの名手たちによるベートーヴェンの七重奏曲です。1948年のSP録音ですが、この当時の録音としては1930年のレナー四重奏団やオーブリー・ブレインがありました。このSP末期の録音はフランスのパリ・プロ・ムジカ室内グループによるものです。ジルベール・クルシエは1948年のジュネーヴ国際コンクールで優勝していますので、この録音は同じ年のものです。
 演奏は大変きれいなものです。個人プレーではなくアンサンブルとしての楽しさがあります。SPからの復刻でかなりのスクラッチノイズがあります。クルシエのホルンはピストンホルンによる明るくヴィブラートのきいた演奏です。クルシエの若い時の貴重な演奏です。


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