メイソン・ジョ−ンズ

モーツァルト&ベートーヴェン/ピアノと管楽のための五重奏曲(1953)


CD(Sony Classical 19658813262)12枚組

フィラデルフィア木管五重奏団/室内楽作品コレクション
CD1
1.モーツァルト/ピアノと管楽のための五重奏曲
                     変ホ長調K.452
2.ベートーヴェン/ピアノと管楽のための五重奏曲
                     変ホ長調Op.16

 フィラデルフィア木管五重奏団
 ジョン・デ・ランシー(オーボエ)
 アンソニー・ジリオッティ(クラリネット)
 メイソン・ジョーンズ(ホルン)
 ソル・シェーンバッハ(ファゴット)
 ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)
 録音 1953年9月22日(1)
     1953年9月23日(2)

 フィラデルフィア木管五重奏団の室内楽作品コレクションのCD1になります。
 モーツァルトの「ピアノと管楽のための五重奏曲」はフルートの入らない木管四重奏とピアノによる演奏です。ピアノはルドルフ・ゼルキンです。3つの楽章で構成されています。第1楽章はゆったりと始まる序奏がきれいな響きです。ホルンやファゴットもきれいです。主部はきれいなピアノと管楽器の美しい響きが素晴らしいです。録音の古さを感じないきれいな響きです。ホルンの響きの良さも素晴らしいです。オーボエ、クラリネットやファゴットの流麗な演奏も素晴らしいです。第2楽章はこれもきれいな演奏です。中間部にホルンのソロがあります。ピアノと木管とホルンが美しい響きです。第3楽章はピアノの良い響きで始まります。ピアノと管楽器の良い響きの演奏です。クラリネットやホルンの美しい響きが素晴らしい名演です。

 ベートーヴェンの「ピアノと管楽器の為の五重奏曲」は1796年ベートーヴェン25歳の頃に書かれています。3つの楽章で構成されています。第1楽章の序奏ではクラリネットとホルンの響きがきれいです。主部ではピアノが主題を提示しています。木管に受け継がれるベートーヴェンらしい響きです。ホルンもきれいです。ゼルキンのピアノも素晴らしい演奏です。展開部から再現部の演奏も素晴らしいです。ファゴットも良い響きです。第2楽章のアンダンテ・カンタービレはピアノに始まります。そして各楽器に受け継がれていきます。オーボエやクラリネット、ファゴット、ホルンもきれいに響きます。良い演奏です。ゼルキンのピアノも素晴らしい演奏です。第3楽章のロンドもピアノの主題提示で始まります。そして木管に受け継がれます。ここはベートーヴェンらしい緊張感があります。そして木管による流麗な主題もまたきれいなものです。ホルンとファゴットも良い響きです。このアンサンブルの演奏はゼルキンのピアノと共に素晴らしいものです。


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