ゴットフリート・フォン・フライベルク

ベートーヴェン/八重奏曲&ロンディーノ(1949&54)
CD(WESTMINSTER MYCW-19006)

ベートーヴェン/管楽作品集
1.三重奏曲ハ長調Op87
2.「お手をどうぞ」の主題による変奏曲ハ長調
3.八重奏曲変ホ長調Op103
4.ロンディーノ変ホ長調WoO25

 ウィーン・フィルハーモニー木管グループ
 ハンス・カメシュ(オーボエ)(1〜4)
 マンフレート・カウツキー(オーボエ)(1&2)
 ハンス・ハダモウスキー(イングリッシュホルン)(1&2)
 カール・スウォボダ(オーボエ)(3&4)
 レオポルト・ウラッハ(クラリネット)(3&4)
 フランツ・バルトシェック(クラリネット)(3&4)
 ゴットフリート・フォン・フライベルク(ホルン)(3&4)
 レオポルト・カインツ(ホルン)(3&4)
 カール・エールベルガー(ファゴット)(3&4)
 ルドルフ・ハンツル(ファゴット)(3&4)
 録音 1954年(1、2&4)
     1949年(3)
 ウィーン・コンツェルトハウス/モーツァルトザール

 ウィーン・フィルハーモニー木管グループによるベートーヴェンの管楽作品集です。
 三重奏曲ハ長調は2本のオーボエとイングリッシュホルンによる演奏です。4つの楽章で構成されています。第1楽章「アレグロ」、第2楽章「アダージョ」、第3楽章「メヌエット」、第4楽章「プレスト」になります。華麗な響きの演奏です。このような組み合わせでベートーヴェンが作曲を依頼されたようです。第3楽章はとてもきれいな演奏です。第4楽章は速いフレーズの連続でイングリッシュホルンの深い響きが華麗なオーボエと共に見事な演奏です。
 「お手をどうぞ」の主題による変奏曲はモーツァルトの歌劇「ドン・ジョヴァンニ」から主題を使ったものです。これも2本のオーボエとイングリッシュホルンによる演奏です。これもきれいな演奏です。オーボエが歌います。イングリッシュホルンのソロもきれいです。

 八重奏曲変ホ長調は2本のオーボエ、2本のクラリネット。2本のファゴットと2本のホルンのための作品です。4つの楽章で構成されています。第1楽章「アレグロ」は見事なアンサンブルです。2本のウィンナホルンも良い響きです。ホルンは後半に速いパッセージがあります。見事な演奏です。第2楽章「アンダンテ」は木管による美しい主題が印象的です。ファゴットもやわらかな響きがきれいです。第3楽章「メヌエット」は速めのテンポで、スケルツォ風の演奏です。トリオは主題の呼びかけのような管楽器の対話がきれいです。第4楽章「プレスト」は速いテンポで、主題も細やかですから凄い演奏です。オーボエ、クラリネットだけでなく、ホルンも速いパッセージがあります。大変素晴らしい演奏です。
 ロンディーノ変ホ長調も同じ編成の八重奏曲です。ベートーヴェンの室内楽作品の名作です。ホルンの主題に始まります。フライベルクのホルンが大変きれいな演奏です。この管楽器アンサンブルの素晴らしい響きが聴かれます。


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