デニス・ブレイン

ワーグナー/ジークフリートの角笛/ジークフリート牧歌

CD(テスタメント SBT1012)

1.ワーグナー/ジークフリートの角笛
2.  〃   /ジークフリート牧歌
3.ブラームス/交響曲第1番ハ短調Op68
  デニス・ブレイン(ホルン)(1&2)
  グイド・カンテルリ指揮
   フィルハーモニア管弦楽団(2&3)
    録音 1947年5月14日(1)
        1951年10月16日(2)
        1953年5月21&22日(3)

 このアルバムはカンテルリがフィルハーモニアを指揮した名演奏です。ジークフリートの角笛はSP録音でいくつかのCDがあります。ブレインがピストンホルンを吹いての演奏です。
 ジークフリート牧歌は小編成の作品で室内で演奏するために作曲されています。中間部でブレインの美しいホルン・ソロが聴かれます。
 ブラームスの交響曲第1番はカラヤン、トスカニーニ、クレンペラーと共にブレインのソロが聴かれる貴重な録音です。トスカニーニの後継者といわれるように緊張感のある演奏は大変素晴らしく、歌う心も忘れず感動的な演奏になっています。第1楽章でクラリネットとホルンが対話するところはブレインの美音が流れます。フィナーレの序奏はカンテルリの劇的な表現が素晴らしく、ブレインの朗々と響くホルン響きもまた絶品です。


トップへ
戻る
前へ
次へ